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mixiにもすでに書いているのでこっちにわざわざ書く必要があるのかと思ったのですが、一応ご報告だけはしておこうかと。
先日授かった赤ちゃんですが、実はいなくなってしまいました。
 
事の始まりは7日の月曜日。この日から新しい現場での仕事でした。いつもよりも2時間遅く出勤して*1その現場にもともといた同期女子のTちゃんにいろいろ教えてもらっていたのです。
出勤してから2時間後くらいになって現場リーダーがわたしたちに休憩に入ってくれというので、女子2人と男性1人で休憩に入ったのです。
 
その休憩のときに出血を確認してしまい、Tちゃんに相談したところ『すぐ病院に行くべき』とアドバイスをもらって早退。通っていた病院に駆け込んだのでした。
その時の結論ははっきりでなかったものの、切迫流産*2で2週間安静の診断書を書いてもらって、この日から休暇を取らせていただいていたのです。
 
ところが次の日になっても出血は止まるどころか増える一方で、しかも子宮の痛みもひどくなってきたので、再び病院へ。
すると先生から一言。
 
『着床しなかったね…』
 
おなかの赤ちゃんはどこかに流れていってしまったのです。大切にしていたはずだったのに、それでもどこかにいってしまった…。
 
先生の話もまともに聞く余裕がなくて、あまりの出来事に血の気がサーっと引いていって、普通に座っていることすらできなくなって。結局横になりながら先生の話を聞くことに。
あまりよく覚えてないのだけども、どうやら科学的流産をしてしまったらしく、うまく着床しないで流れてしまっていて、これが100個の卵子に対して2〜3個の確率であるとのこと。ただこのことで子供が出来にくいとか出来ないとかそういうことはないので、心配しなくてよい、と。
 
ただそのたった2〜3%の確率のものがどうして今わたしに…という思いと、とてもとても楽しみにしていた赤ちゃんだったから悲しくて悲しくて…。
 
先生が薬を処方すると言ったその後で『諦めることになるけどいい?』と聞かれたけど、わたしは『もうどうしようもないですもんね』としか言えなかった。
結局小さな青い薬を処方してもらって診察は終了。
 
診察室を出ると、そこには幸せそうな顔をした同年代くらいの妊婦さんの姿があって、すごくすごく辛かった。どうしてわたしはああなれなかったんだろうって。ただただ悲しかった。その姿は今思い出しても切なくなる。
 
家に帰ってからずっと涙が止まらなくてどうしようもなくて…。家族の前では強がって大丈夫だと言い続けたけど、みみちゃんを目の前にしたらどうしようもなくて…。ただごめんねとしか言えなかった。みみちゃんはわたしの体のことをずっと心配してくれた。
 

 
わたしはまだママになるには早すぎたのかな。
それともママになる資格はないのかな。
そんなマイナスのことばかり考えてしまって…。
でも泣いても喚いても考えても帰ってはこないのだから、それだったら今度のチャンスでまた授かれるようにって思うことにした。もしまたわたしたちのところに赤ちゃんがきてくれるのならば、今度こそはこの腕で赤ちゃんを抱っこしたい。だからわたしは前向きに頑張ろうって思った。いつまでも悲しい顔をしている人のところにきっと赤ちゃんはこないだろうから。それだったら幸せに過ごしている家族のところを選んできてくれると信じて、わたしたちなりの今の幸せを守ろうって。
 
 
今回はこんなことになってしまったけど、今度また来てくれる時まで、わたしはわたしらしく楽しく過ごしていこうと思います。前向きに楽しく。
 
そんなわけでわたしの[妊婦ライフ]はとりあえず一度幕を閉じます。今度またこのカテゴリーを開くときが来ることを信じて…

*1:この現場は前の現場よりも2時間ずれているのです

*2:正確にはちょっと違うのだけど、おおむねこんな感じでもある